Myデジカメの変遷 その2

Myデジカメの変遷はE950を境に第二期に入ります。
第二期以降、デジカメというものが特別なものじゃなくなって、年間の銀塩カメラの出荷台数を超えたりしたように、
静止画の記録手段としてメジャーな存在になっていきます。
併せて低価格低画素のいわゆるトイデジカメも多数出回るようになってきました。
デジカメも一家に一台の時代から一人一台、用途別に数台、持つ時代に入ったといってよいでしょう。

(2008年1月改訂)


○6代目:Canon「PowerShotPro90IS」 335万画素(有効254万画素)。予備役

脅威の光学10倍+自動手ぶれ補正機能付き。
中距離以上のズーム撮影で威力を発揮するスナイパー機。
なぜか各種デジカメ誌では評価が低かったのですが、ズーム撮影の面白さを手軽に味わうには当時オリンパスのC2000UltoraZoomと並んで最強のデジカメだったと思っています。
造りがしっかりしており、またコンセプトが明確な機体のため未だに時々引っ張り出して使っています。


○7代目:Canon「IXYDIGITAL300」 200万画素。退役

スタイリッシュコンパクト機として一世を風靡したIXYDIGITALの光学3倍ズーム機。
PSP90ISとのCanonコンビでの活躍は短かったですが、サブカメラとしてのパフォーマンスはとても高かったと思います。
原色フィルタ採用で発色美しく、コンパクトな筐体で日常携帯機として活躍しました。
酔っ払って紛失するも、無事に戻ってきた強運の機体でもあります。
退役後は会社の上司に引き取られました。


○8代目:PENTAX「optio430」 400万画素。退役(解体)

IXYDIGITAL300の紛失により急遽購入された携帯機。
光学3倍ズーム400万画素という高機能を小さな機体に凝縮した高性能機でした。
日常携帯機として活躍しましたがその期間は約1年と短く、海外旅行先で電池トラブルで故障という悲運に見舞われそのまま退役しました。
コンパクトデジカメの割にはそれなりに気合を入れて撮らないと美しい画像が撮れないので、お手軽さには欠けるところがありました。
退役後は分解されデジカメの構造を勉強する素材になりました。


○9代目:CASIO「EXILIM」 130万画素。予備役

薄い、軽い、スタイリッシュ、まさしくウェアラブルデジカメ。
薄さ12mmの超小型高質感ステンレスボディに130万画素CCDとカラー液晶を積み更にMP3ベタコピーで音楽も聴けるというアンビリーバボーな機体でした。
テクノロジーの塊っぽいサイバーなフォルムは今でも充分カッコ良いです。
ただし、あまり電池がもたないのとクレドールでしか充電できない仕様で、本格的な持ち歩きにはちょっと不便を感じることもありました。
携帯電話がデジカメと音楽プレイヤーを兼任している現在では事実上退役なのですが、それ以前にどこかに紛失。
たぶん押し入れのどこかに眠ってるんだと思うのですが...。

※2008年1月、やはり押入れに眠ってました。久々に起動してみたらしっかり動く、撮影できる。音楽も聴ける。クレドールで充電できる。
バリバリ使用可能なので、急遽予備役編入しました。


○10代目:Nikon「D100」 600万画素。退役。

2002年6月発売のニコンデジ眼を普及させた歴史的名機。
館長初の一眼レフデジカメでした。
交換レンズが楽しくて、とっかえひっかえレンズを換えてはいろんなところへ撮影に出かけました。
D2X購入後は海外旅行などレンズ交換をあまりやりたくない撮影の時のサブ一眼として、11-18mm広角や50mm短焦点なんかのレンズを装備して出動していました。
D300の購入に伴い、永い主力機としての活躍にピリオドを打ち退役。24−120VRレンズと共に親に引き取られました。


○おまけ:トイデジカメ。
その1:「Che−ez!SPYZ」

その2:「Che−ez!cubik」

なぜか2台も買い込んでしまった「Che−ez!」シリーズ。
おもちゃデジカメというにはなかなかスタイリッシュなデザインと、笑っちゃうほど小さい筐体と、笑っちゃう仕様が実に愉快なアイテムです。

SPYZは35万画素CMOSセンサー搭載。
マッチ箱並の大きさはまさにスパイの小道具。
ただしSDRAMにデータ保存するので、電池がなくなるとデータが消えてしまうという携帯不向きな仕様。
実はPCカメラとしても使えたりして、お買い得なトイデジカメでもあります。
cubikは130万画素CMOSセンサー搭載。
正方形のキュートなフォルムが意外と嵩張るのは内緒です。
2分間持つ予備バッテリーにより、出先でデータ保持したまま電池交換ができるようになったのは立派。


その3:eyeplate

トイデジカメ3台目。
薄さ6mm。31万画素CMOSセンサー搭載。
フラッシュメモリの搭載により、電池切れを気にせずデータ保持ができるようになったトイデジカメです。
その薄さは札入れにすっと収まってしまう超スリムコンパクトぶりですが、フレーミングに難があり、記録用としての使用にはいささか憚られるのが残念です。



画素数のインフレがちょっと落ち着いて、用途別に得意の機能を押し出した機体が増えてきたのがこの頃の傾向でしたね。
念願の一眼レフを入手して、うれしがっていろんな交換レンズを買いまくってました。

Myデジカメの変遷その1に戻る

Myデジカメの変遷その3へ



写真館入り口に戻る

インデックス画面に戻る