Myデジカメの変遷 その1

ちょっとここらでMyデジカメの変遷を書かせていただきましょう。
私はもともとカメラとか写真にそれほど興味があったわけではないのですが、デジカメと出会ってから常時携帯して気に入った風景を撮ったりするようになりました。
写してすぐ内容を確認できるお手軽さと、デジタルデータゆえの取り扱いの容易さが、不精ものの私にフィットしたのだと思います。
ただ、デジカメの進歩というのは製品サイクルの短い情報機器の中でも格別といっていいもので、結局毎年のように買い換えることになってしまったのでした。
(本ページは2000年4月に掲示板に書いたものに加筆修正したものです)

(2008年1月改訂)


○初代:Fuji「DS−7」 35万画素。退役

CASIO「QV−10」に続き登場したデジカメ創生期の名機。
でも記憶媒体のスマートメディアのヘタれさにデータを何度も飛ばされ泣かされました。
電池食いっぷりも凄くて、ポケットいっぱい詰め込んだアルカリ乾電池を、次から次にライフルの弾を込めるように詰め替えながら撮影した覚えがあります。
発色の綺麗なデジカメでしたね。
退役後は会社の先輩宅に引き取られました。


○2代目:EPSON「カラリオCP−500」 81万画素。退役

EPSONから出た当時では最もバランスの取れた性能をもっていたデジカメ。
一緒にアメリカ旅行に出掛けた、思い出のデジカメです。
コンパクトフラッシュカードを記憶媒体に採用。
ようやく安心してデータを保管する事ができるようになりました。
(以後、うちのデジカメはすべてCF採用機)
発色は青色がかってていまいちでしたが、パノラマ撮影等の愉快な機能を持ち、タフな機体はアウトドア向きでした。
退役後は友人宅に引き取られました。


○3代目:Nikon「COOLPIX900」 131万画素。退役

私にとっては初の光学ズーム採用機。
気まぐれ探訪写真の多くはこのデジカメで撮影されたものです。
レンズをはじめ基本性能は素晴らしいのですが、起動に時間がかかるのが弱点でした。
回転レンズの便利さやニッコールレンズの再現性の高さなど、現在のE950にも受け継がれている数多くの長所を持つ機体でした。
退役後は会社の先輩宅に引き取られました。


○4代目:Nikon「COOLPIX950」 200万画素。予備役

出た当時はどこにも売ってなくて、とにかく入手に苦労したデジカメです。
いろいろな実験やレビューなどを行い、デジカメ気まぐれ写真館の大ネタとして活躍してくれました。
高解像度なマクロの美しさはピカイチで、この後数台のデジカメを購入したにもかかわらずマクロ専用機として活躍を続けました。
マグネシウムボディの質感は「モノ」としての所有満足度も非常に高く、まさしく名機と呼ぶにふさわしい機体です。
本機はおそらく永久保存することになると思います。
※2007年3月、久々に起動を試みたら電源が入りませんでした。たぶん配線系がいかれたんだと思います。名機もついに寿命を迎えたか。


○5代目:SANYO「マルチーズDSC−SX150」 150万画素。退役

小型軽量&マイクロドライブ使用可能&動画撮影に魅力を感じて購入。
レンズバリアオープンで即撮影できる即時性は、携帯機としてとても魅力的でした。
が、E950と比べた時の撮影画像のケバケバしさと、小さい くせに電池食いなのがいまいち好きになれず、ちゃんとした撮影ではお留守番が多かった機体です
退役後は妹にプレゼントしました。


○おまけ:SHARP「パワーザウルス用デジカメカード」 35万画素。特別記念物

実は本当の2代目はこいつ。
館長のデジカメ変遷をずっと見つめてきた、ある意味宿老。
いっちょまえに光学2倍ズームまで付いてるのが泣かせます。
これを使用するとザウルスの電池がみるみる減っていくのが愉快です。
ザウルスもすでにパワーザウルスからMI−E21を経てSLザウルスに代替わりしているので使えないのですが、
なぜか捨てられないでいる記念碑的なデジカメです。
そういえばザウルスって新機種出ないですね。製品終わっちゃったのかな....。



と、まあこんなかんじです。
みんなお気に入りですが、あえてひとつと言われれば、やはり COOLPIX950ですねえ。

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