(小ネタ)浅草ぶらぶら散策

(隅田川にて)

東京暮らしも結構長くなってる私ですが、意外に行ったことがなかったのが浅草。
水戸時代に一度浅草サンバ祭りを観に来たのですが、はっきりいって街の様相が別物でしたので
今回、落ち着いて普段着の浅草を散策してみることにしました。

(櫓太鼓)
いい天気だったので、ちょっと隅田川沿いを歩いてみることにして、蔵前駅で下車。
大相撲の幟の建ち並ぶ蔵前国技館を右手にみながら川沿いを北上します。
コンクリートでガチガチに護岸された川べりなんですが、なぜか懐かしい感じがするのは何故でしょうか?

(いいお散歩コースです)
(かもめ、一羽で寒そうでした)
川面を渡る風は冷たいですが、なかなか気持ちのいい散歩道です。
堤防下にはベニヤ板とビニールシートで作った「お家」が建ち並んでいます。結構しっかり作ってあって、
意外と快適そうだったりします。
いや、別に住んでみたいとか思ってる訳じゃないですが。

(黄金の...)
前方にアサヒビールの金色のビル(それにしてもう○こビルとはよく言ったもんです)が見えてきた辺りで
対岸に渡ります。
(バンダイ本社ビル前)
しばらく行くと巨大なバンダイ本社ビルが聳え立っています。近くに「人生ゲーム」のエポック社の本社も
あったりして、なかなかヲタク心をくすぐる地帯でもあります。
まあ、日曜日は会社休みなんで別にガンダムが銃撃戦をやってたりはしませんでした。
(平日でもやってないとは思いますが)

(雷門)
地下鉄の浅草駅を通り越すと雷門の巨大提灯が見えてきます。
思ってたより低いところに吊ってあるので、ちょっと背の高い人なら頭を打ちそうです。

(仲見世)
(仲見世その2)
(揚げ饅頭。普通のと蓬)
仲見世。
常設露天商というかお土産パビリオンというか、統一されたイメージがありそうでいてなかなかない
不思議な光景です。
外人観光客がわんさか来るのもさもありなんという感じ。
仲見世のお店はいろんな食べ物があって食いしん坊には愉快なのですが、人形焼とかはメジャー
かつどこでも売ってるので、揚げ饅頭が美味くてお勧めです。
今日はそうでもなかったですが、混むときは凄く並ぶそうです。

(鉄人28号あたり用?)
(でかい賽銭箱)
山門に掛かる提灯に負けていない大きさの草鞋。
賽銭箱も異様なでかさにびっくりです。こりゃ、お賽銭貯まるわなあと。

(花やしき)
裏手からちょっと先に見える鉄塔に「花やしき」の文字を発見。
こんなに近くにあるとは知りませんでした。
ちょっと覗いてみることにします。
(けっこう盛況)
各地で従来型の遊園地がどんどん閉園に追い込まれて行く中で、この手の遊園地が存続できて
いること自体が奇跡だと思います。
入場料金は大人900円也。なかなかリーズナブルな価格です。
休日だからでしょう、結構な賑わいです。
花やしきではしゃぎ喜ぶ子供達と、舞浜出銭ランドに連れ出される疲れた子供達と、どっちが幸せ
なのかなあと、余計なことを考えたりして。

(寄席とか映画館とか)
(異彩を放つ馬券場)
ここから浅草ブロードウェイにかけては落語の寄席とかバッティングセンターとか昭和の香りを残す
風景が目白押しで、なかなか心地よい空間です。
ゆっくりのほほんとした休日を過ごすにはもってこいじゃないでしょうか。
ど真ん中にあるWINDS(JRA場外馬券場)がちょっと違和感ありますが....。

というわけで、東京にもまだまだ愉快なスポットはたくさんあるなあというところで。
別に遠出しなくても都心でこんなノスタルジックな光景に出会えるって、なんか得した気分の休日
を過ごしたのでした。


(2005年2月)



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