会場:ビッグサイト西館
今年も国内カメラ関連最大のイベント、春の祭典フォトイメージングエキスポがビッグサイトにやってきました。
最終日の日曜はあいにくの雨でしたが、昨年レポートできなかったので今年はサボれないなあと思い出かけました。
<会場>
会場風景。あいかわらず、西ホールを全て使用。
各社の展示も手馴れてきたようで、いい意味で個性を発揮していて楽しいです。
<展示>
例によって会場内はほぼ撮影自由。
この辺はさすがにカメラ人向けのイベント、ケチ臭いことは一切無しです。
入り口付近で最大ブースを構えていたキヤノン。
今年は創業70周年かつEOSシリーズの20周年ということで、「歴史を振り返る」展示とかもありなかなか
充実したブース構成でした。
総合イメージングメーカーとして、撮影からプリントまで全部占めたるで〜という気合充分です。
光学手振れ補正10倍ズーム+SXGA30fpsの高解像度動画+7.1Mピクセル静止画(動画撮影中撮影可)
のPowerShotTX1は4月下旬発売予定。
ほ、欲しいよ、コレ。
そしてキヤノンとは反対側の入り口にブースを構える我らがニコン。(やっぱ仲悪いのかなぁ...)
デジ眼D40xとクールピクスの春モノ新製品を押し出してました。
尊敬する田中希美男先生がここで登場。P5000のサブカメラとしての有用性を力説されてました。
拡大プリント写真の説明のときに段取り違いでちょっと焦ったりされてましたが、毎度熱い語りは素敵です。
これはS500。キヤノンや家電メーカとの体力差はいかんともしがたいと思うのですが、デジ眼オンリィに逃げず
コンパクトデジカメでも真っ向勝負するカメラメーカとしての矜持は素晴らしい!
オリンパスブース。
実は未だかつてオリンパスのデジカメを所持したことのない館長(xDメモリカードのせいなんですけどね)ですが、
今回の展示は面白かったです。
ミュー770を落としたり水に漬けたりする実験。まったく支障なく撮影再生可能でした。
まあ、展示ブースの床はコンクリとかじゃないから比較的柔らかいんですけどネ。
木のカメラ筐体。こういう加工技術を誇らしげに展示するのも、なにやら職人気質っぽくて高感度高いです。
実際にデジカメとして使うのはちょっとやだけど。
あと、だーーーっと主要メーカのブース流します。
悪のソニー。
デジ眼のαとコンパクトのCybershotを展示。
絶対プレステ3を絡めてくると思ったんですが、そういうのはナシ。
やっぱ失敗なのかなあ、プレステ3...。
パナソニック。
得意の大画面プラズマを回してました。何故回す?
あ、LUMIXも展示してましたよ。一応。そういえばLUMIXも回ってたような。
フジフィルムとペンタックス。
春の新製品に目玉がないためかちと大人しかったです。
XactiのサンヨーとEXILIMのカシオ
「動画」と「薄い」とコンセプトのはっきりした両社ですが、やはりサンヨーはアレなんでちょっと元気ないです。
交換レンズメーカ2社、タムロンとシグマ。
タムロンがレンズ屋として製品を押し出すのに対して、シグマは「俺達はカメラメーカだ」と言いたそうな展示構成。
この辺りの立ち位置と覚悟の違いが面白いです。
(潰れるなよシグマ)
なにはともあれタムロンの18-250mmIF。欲しい〜。
事業分割&買収のマミヤ。
ちゃんとマミヤブランドでブース出しててなんかほっとしました。
ZD頑張れ。買えないけど。
レンズのカールツァイス、三脚のベルボン、カメラ用品のハクバ。
周辺機器会社のブースも年々大きくなってます。カメラ業界って儲かってるんでしょうか?
お姉さんズ、キヤノン、ニコン、パナソニック。
なんだか撮る側も撮られる側も楽しんでるのがPIEのいいところだと思いますね。
他の展示会じゃこうはいかないだろうなと思います。
そしてフジはエビちゃん(笑)。
最終日だけあって、会場の熱気は凄かったです。
来場者の平均年齢は相変わらず上昇の一途ですが、マナーの悪いカメラ小僧が熟年カメラマンに「ご指導」されてたりして
いい感じの展示会になってきたなあと思いました。
今から来年が楽しみです。
「お台場」 新交通ゆりかもめ他交通手段多数。