COOLPIX950、ファームウェア再びアップデート

99年11月5日、ひそかにNIkonがE950のファームウェアのバージョンをUPしてました。
(Ver.1.1から1.2へのアップデート)
今ごろ気付くのもなんですが、アップデートしてみましたのでレポートします。

まずNikonのダウンロードサービスサイトに行ってアップデートプログラムをダウンロード。
ファイルサイズは465KB。さくっと落として解凍しましょう。自己解凍形式でお手軽です。
で、E950への転送に接続キットが必要なのも前回どおり。
電池を新しいものにしてからUPDATE開始。
2,3分であっさりとバージョンアップ完了です。


今回のバージョンアップでは次の機能が強化されています。
・液晶モニタの明るさ設定を「0」「+」にしたときに前よりも明るくなった。
・シャッター速度が1/4秒以上になると自動的に感度UPを行うように設定できるようになった。
・マルチオートホワイトバランス機能を搭載した。
・連番モードをA−RECでも設定可能になった。
・暗所を撮影する時の液晶モニタ表示が明るくなった。

全般的により一般向けにチューンされたという感じです。
モニタの明るくなったのは見た目ではっきりわかるほどで、明るい場所での視認性も多少向上しています。
その分電池も食うんだろうなあというのはまあしょうがないんですね
自動ゲインアップやマルチオートホワイトバランスは、私のようにカメラに詳しくない人や面倒くさがりの人にはありがたい機能ではないでしょうか。
E950はマニュアル設定の豊富さが命、という方にはちと物足りないかもしれませんが。
A−RECでの連番設定ははっきり言ってバグ対のような気もしますが、これで気付かずに上書きという悲劇も少しは減るでしょう。

今回のバージョンアップはE800で追加された機能をそのまま持ってきたそうで、Nikonのこういうこまめな対応には好感が持てます。
既に旧機種となりつつあるE950ですが、基本性能の高さを活かして、ファームウェアのバージョンアップにより今しばらくは第一線のデジカメとして活躍できそうです。

1999年12月7日  館長

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