COOLPIX300を入手したんですが...


(撮影はQV−R40)


2004年2月、ちょっとした陽気に誘われて秋葉に出かけたら、裏通りの露天商(というか地面にビニールシート
を敷いただけ)が中古デジカメを売ってました。
売ってる人物は髭がおちゃめな中東系の兄貴。
それだけなら秋葉では別段珍しくもないのですが、ちょこっと冷やかしで覗いてみたら、FinePixやCL860なんか
に混じって紫色のへんてこなデジカメを発見。
筐体には輝く金文字で「NIKON COOLPIX300」の文字が。
触ってみたら一応動くようなので、デジニコナーとしてはこんなところで野ざらしになっている姿は忍びなく、
5000円のところを3000円にまけてもらって、即ゲットしてしまいました。
なんかこの辺の路上で購入


<本体写真>
COOLPIX300本体
これが本体です。ちょうどザウルスのMIシリーズくらいの大きさです。。
重さも似たようなものです。
プラスチック外装ですが、超シンプルなデザインは一種の機能美があるようなないような。
Made in Korea
ニコンコンパクトデジカメの直系ご先祖様というわけで型名はE300。
なぜか韓国製でした。
電源を入れたときに液晶モニタに表示される日付が1997年4月1日なので、たぶんそのあたりの
製造だと思います。
7年前くらいの機種ってことになりましょうか。

レンズ部
レンズは当然単焦点。
どれくらいの画素数なのか知りませんが、わりとチープっぽいレンズ周りです。
その分耐久性は高そうですが。

左側面
右側面
左側面上部にシャッターボタン、右側面には(たぶん)録音ボタンが付いています。
シャッターボタンを押すと必ずフラッシュが焚かれる仕様のようです。
(設定で変更できるのかもしれませんが不明)
一応マクロモードもついています。

液晶保護面
本体裏面です。液晶保護用の蓋は撮影モードのオン・オフも兼ねています。
NIKONのロゴがなかなかかっこよく、正直言うとこの金文字欲しさに衝動買いという説も。

PDAではありません
液晶保護カバーを開けたところ。
これだけ見てデジカメだとわかる人はそうはいないでしょう。
どうみてもPDAですよね。こりゃ。

液晶画面
で、液晶をオンするとこんな感じ。
7年前のデジカメにしてはなかなか綺麗に表示されます。
色再現は液晶が古いせいもあってかちと厳しいですが、液晶の追随スピードは現行機とも遜色ありません。
意外な優秀ぶりです。


さて、液晶に感心していても仕方ないので、早速撮影してみます。
ピクチャーボタンオン!フラッシュ閃光!さて、撮影画像を確認...できない。
再生モードへの入り方がわかりません。
とりあえず筐体にその手のボタンは見当たらないので、液晶画面をタッチ、タッチ、反応しねえ!
慌てて本体をいじくりまわしていたら、筐体下部にささっている伸縮式スタイラスペンを発見。
スタイラスペン。しつこいですがPDAではありません
なんだ、専用ペンで操作とはペンタブレットみたいだなあ。ペンで液晶タッチ、タッチ、やっぱり反応しねえ!!
液晶のタッチパネル制御がいかれているのでしょうか。何やっても反応しません。
や、やられた...。
まったくの無反応

結局、再生モードには入れませんでした。
しょうがないので、それじゃあパソコンに転送して画像確認するしかないか...あ、これ内蔵メモリタイプだ。
転送ケーブル...そんなもん付けてもらってないよ!
(というかきっと売主の中東兄貴も持っていなかったに違いなし)
や、や、やられたあああああ!!
デジタル端子。たぶんここに専用ケーブルを繋ぐ
教訓。中東兄貴には気をつけろ


バッテーリー収納部
ちなみにE300は単3アルカリ電池4本で駆動します。
バッテリー寿命で使えなくなるってことがないのは素晴らしいと思います。
いや、ちゃんと機能すればなんですが。


...結局また使えないガラクタを買い込んでしまいました。
ま、いいか、ニコンだし。
3000円だし。


2004年2月



写真館入り口に戻る

インデックス画面に戻る