気まぐれ写真館海外版

トルコのコーナー(その3)


ココは、トルコの写真を展示しています。



アクロポリス
その1
アクロポリス
その2
アクロポリス
大劇場
アスクレピオン
列柱
アスクレピオン
地下道
アスクレピオン
劇場
エフェソス遺跡
その1
エフェソス遺跡
その2
図書館跡 ハドリアヌス
神殿
公衆トイレ 有名な
古代広告
エフェソス
大劇場
アルテミス
神殿
トマトスープ 聖母マリア
教会
おみくじ ホテル
リコスリバー
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<ペルガモン遺跡>
3日目。
今日から本格的に遺跡観光が始まります。
まずはペルガモンのアクロポリス
トロイと違って神殿やら劇場やらの遺構がしっかり残っている本格派です。
デジカメラーとしては俄然やる気が出てきますが、今度はツアー旅行の難点「一箇所に長く留まれない
が立ちはだかります。
撮りたい被写体はいっぱいあるのに、旅のスケジュールが許してくれない〜っ。
ツアーメンバーを追い立てるように(ただし詳細な解説は加えながら)どんどん進んでいくメフメット
追いつくのに必死です。
加えてアクロポリスは小高い山の上に造られた街なので、急な斜面や坂が多く、おぢさんには体力的にも
かなりきついものがありました。
とはいえ、大理石の柱が建ち並ぶ回廊や同じく大理石の壁の残る神殿跡は木造文化の東アジアでは
なかなか観られないモノ。
ここで印象的だったのは大劇場で、急斜面に造られた観客席は1万5千人が収容できたそうです。
油断していると転げ落ちそうになる程の急勾配は狭い面積に少しでも多くの座席を確保するための古代の
知恵らしいですね。

アクロポリスから降りてきたツアー一行はすぐ近くの遺跡アスクレピオンに向かいます。
ここはいわゆる昔の病院跡です。
まあ、病院といっても古代ローマのことですから医学の神様に捧げられた神殿でもあるわけですが、
温泉を使った湯治療法から暗所閉所恐怖症治療までやってたといいますから、現代でいうサナトリウムと
総合病院を併せたみたいなものだったんでしょう。
精神面の治癒を司る劇場もあったりして、古代ローマ、なかなか侮りがたい医療を施してたようです。


<エフェソス遺跡>
続いてバスが向かったのはエフェソス
ここはペルガモン以上に遺構の残った(あるいは復元された)巨大な遺跡群で、見応え抜群です。
古代の神殿跡、古代の劇場跡、古代の図書館跡、古代の王宮跡...古代の娼館跡なんてのもあります。
娼館といえば、その案内図だといわれている世界最古の広告?もありました。
石板に刻まれた単なる足と下手くそな女性の絵なんで、そうだと言われないとなんだかよくわからん代物ですが。
なにしろ古代都市一個まるごと残ってるわけで、じっくり観てたら時間がいくらあっても足りないのですが、
メフメットの適切な仕切りにより、感動が胸に落ちる間もなく高速集団移動して行くツアー一行。
見所はほんとにたくさんあるのですが(公衆便所とかね)ここの圧巻もやはり大劇場
アクロポリスを大きく上回る2万5千人収容という超巨大なものです。
ひとくちに2万5千人って言うけど、これ、東京ドーム半分にぶった切ったくらい入るってことですから、
紀元前の建物としてはとんでもない大きさです。
舞台に立って見上げる観客席は大迫力で、「ここで、古代の英雄、美姫が演じたのか〜」とか思うと気持ちが
高揚して大音声で歌というか奇声を発してしまったら、警備員が駆けつけてきたのでちょっと焦りました。
あと、クレテス通りというモザイクの施された(実際にモザイクの部分は保護されてて歩けないけど)石畳の通りが
あるんですが、これも古代ローマ的臨場感たっぷりで、左右に配された神像や列柱の間を歩いていると、
柄にも無く異国の歴史に思いを馳せてしまったりしたのでした。

素晴らしい古代都市の遺跡の感動覚めやらぬ一行が次に向かったのはアルテミス神殿
なんですが、ここは水溜りの中に柱が一本立ってるだけ。しかも柱のてっぺんに鳥が巣を作っているという
間抜け振り。
「えっ、これだけ?」と拍子抜けする遺跡でした。
なんだったんだろう、あれは。

トマトスープが美味しい昼食をはさんで、次にバスが向かったのは聖母マリア教会
なにやらキリスト教的にはかなり有難い場所というか聖地みたいなんですが、どこぞの修道女が天啓を受けて
発見したとかいうかなーり胡散臭いエピソードのある小汚い石造りの教会があるだけで、罰当たりな感想ながら
私的にはいまいち。
なぜか壁面いっぱいに結び付けられたおみくじだけが印象に残りました。
あれって、日本だけの風習じゃなかったんだネ。
その後、ツアー旅行お約束の強制お買い物ターイムの革製品屋で謎のダンスを踊らされる羽目に。
ダンスはともかく、なんでトルコまで来てメキシコ人の扮装をせにゃならんのかが意味不明でした。
結局高すぎてその店では何も買わなかったんですけど。


<パムッカレ>
遺跡巡りの一日が終わりバスはパムッカレへ。
パムッカレは世界遺産の石灰棚で有名なんですが、さすが国際的な観光地だけあって、リゾートホテルがいたるところ
にあり、世界各国からの観光客がいっぱいです。
そんななかの一軒、ホテルリコスリバーに到着。
大きなプールはもちろん露天風呂(というか屋外スパですな)もある本格的なリゾートホテルで、部屋も広くて快適で
相変わらず冷蔵庫がまったく冷えていないことを除けばなかなかいい感じです。
プールサイドで食べる夕食も雰囲気良くてグッド。
ついでに露天風呂にやってくる欧米系お姉さまの迫力バディもグッド。
いい加減のぼせ気味でベッドに入り眠りにつきました。


以下、次号にて


次回予告、「パムッカレ〜カッパドキア」




「トルコ」 アタチュルク国際空港まで成田から、飛行機でえーっと、13時間くらいかな?
(タシケント経由トランジットだったんでよくわからんです)


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