気まぐれ写真館海外版

トルコのコーナー(その2)


ココは、トルコの写真を展示しています。



レンズ豆
スープ
ガイドの
メフメット
ダーダネルス
海峡
フェリー 木馬 トロイ遺跡
トロイ遺跡
その2
運転手の
ムスタファ
ガーデン
バイキング
地元の披露宴 民族衣装 いまいちな
アイス
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<イスタンブール〜トロイ>
さて、飛行機疲れで倒れこむように眠ったイスタンブール到着の翌朝は、高らかなコーランの読経で目覚めました。
窓を開くと、爽やかな朝焼けの空の下、街中に響き渡る不思議な旋律に、「うわーなんかイスラムだよー
とわくわくしてきます。
実際、早朝5時に起こされた怒りも忘れるほどに異国情緒たっぷりの光景です。
そうこうするうちに出発時間、朝飯もそこそこに寝ぼけ眼のままバスに乗り込み、さあ、広大なトルコの旅の始まりです。

のっけからバスに揺られての長距離走行です。
観光の時間よりも、ホテルの時間よりも、なによりもバスでの移動時間が長かった今回の旅。
時差ぼけとか関係なく椅子に座ると眠くなるという困った習性が帰国後もしばらく治らなかったくらい、
ひたすらバスに乗ってました。

途中ドライブインで休憩をとりながらバスは半島部をひた走り、とある港町(名前忘れた)に到着。
そこのレストランで昼飯をとったのですが、出てきたレンズ豆のスープってのが美味い。
私的に今回トルコで美味かったものを上げろといわれたら、このレンズ豆スープとトマトと杏と答えます。
なんか植物ばっかりですが、杏ジュースとかほんと美味くてひたすらそればっかり飲んでました。
その後、バスごとフェリーに乗り込みダーダネルス海峡を渡ってアジア側に上陸します。
フェリーには大勢の観光客が乗り込み満載状態、ときどきスリっぽい目つきの鋭い輩が混じってたりして、
なかなか油断のならない状況です。
かといって大人しく船室に篭ってはいられず、お登りさん宜しくうろうろバシャバシャと写真を撮りまくる私。
船旅は結局今回このフェリーだけだったんですが、やっぱり船はいいなあ。ケツが痛くならないし

フェリーを降りた後、地中海を右手に観ながら南下しトロイの遺跡に到着。
ここは最近も映画化されたギリシア叙事詩イリアス・オデュッセイアのトロイ攻防戦で有名な城塞都市の遺跡です。
入り口にある巨大な木馬は無論当時のものではなく最近作られたモニュメントですが、遺跡自体はシュリーマンの発掘
以来未だ全貌をみせていないという広大なもの。
いかんせん、遺跡そのものが割と素の状態(あまり復元とか手を加えられていない)な上に、後代征服されたこともあってか
遺構があまり残っておらず、素人受けしない遺跡だなあという印象です。
ガイドのメフメットの熱心な説明もそこそこに、わりとスルー気味に流しちゃったのでした。
今にして思えば、木馬ネタでいろいろ話題が作れたのにと思うと少し勿体無かったです。(特攻とかメガ粒子砲とか)


<ペルガマ>
トロイ遺跡を出たバスは進路を南にとり、夕刻ペルガマに到着。
なにやら国民宿舎っぽい造りのホテル、ベルクソイでの宿泊となります。
ここで、私、両替したトルコリラをまるごとバスに落っことすというヘマをしでかしてしまいますが、バスの運転手
であるムスタファが発見保護してくれたおかげで無事戻ってきました。
このムスタファ氏、日本語はもちろん英語も喋れないらしく言葉がまったく通じませんが、職人気質で実に信頼の
おける素晴らしい人物で、私のトルコ人観は彼のおかげで非常に敬意を持ったものになったほどでした。
ありがとうムスタファ!

ホテルはやはり冷蔵庫がまったく冷えていないことを除けばこれといって不満もない部屋で、食事は屋外での
バイキング形式です。芝生の上でテーブルで食事というのはちょっと洒落てていいです。
犬猫がおこぼれを狙って忍び寄ってきますが、それもまた風情があっていいです。
問題は異様に甘すぎるケーキくらいでしょうか。
ちょうど、当日の夜は地元の方の結婚式披露宴がホテルのプールサイドで行われており、民族衣装に身を包んだ
若者など祝宴に参加する人たちでとても賑わっていました。
ここで、我々ツアーメンバーも巻き込んでのどんちゃん騒ぎ....とかあるとレポートとしてはとても面白いのですが
そこまでのアドリブは無く、付近の雑貨商でお酒など買い込んで一同大人しく部屋に戻ったのでした。
ちなみに酒を飲まない私はアイスなど買い求めてみましたが、お味はまあ、ガリガリ君の方が美味いなあという
ところでしたね。


以下、次号にて


次回予告、「ペルガモン〜エフェソス」




「トルコ」 アタチュルク国際空港まで成田から、飛行機でえーっと、13時間くらいかな?
(タシケント経由トランジットだったんでよくわからんです)


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