気まぐれ写真館海外版

台北のコーナー



ココは、台北の写真を展示しています。



98年7月、台北(台湾)へ遊びに行きました。
暑いさなかでもありメチャクチャ疲れましたが、楽しい旅でした。
例によってデジカメ持参でしたので、写真を置いておきます。

「台北」

中山国際空港 台北の街並み1 台北の街並み2 台北の街並み3 総統府 二二八公園
市立博物館 西門地区 パトカー 龍山寺 故宮博物館 故宮博物館2
台北駅 台北駅2 三越百貨店 バス車内より 電影文化城1 電影文化城2
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普段、パソコンで遊んでパソコンで仕事して、あまつさえパソコンを売ったりもしている私としては、
台湾は一度は行ってみたい国でした。
マザーボードの8割を生産し、今や世界のパソコン工場といっても過言ではない台湾。
その中心都市である台北は、「超安売りPCや海賊ソフトが溢れかえっている夢の街に違いない。」
などと勝手に想像して、勇躍、台北中山国際空港に降り立ったのでした。

空港からホテルまではリムジンバスが安くて安心ですが、市内観光となるとタクシーが主力です。
しかしガイドブックに「台湾のタクシーはメーターも倒さないインチキが多い。」などと書いてあるもんで、
最初はとにかく歩きかバスを利用することにしました。
ところがこれが大失敗で、暑さと歩き疲れで初日からヘトヘト。
自家用車と同じくらいの数(に見えた)走り回ってる黄色いタクシーを横目に、足の裏にマメをこさえながら
猛暑の台北市内を歩き回るのは苦行以外の何物でもありませんでした。
後でタクシーに乗ってみたら、安いし速いし涼しいし親切だし...ガイドブックの嘘吐き〜。
旅行者のみなさん、台北市内の足はタクシーで決まりです。
(ちなみにバスも頻繁に走ってますが、路線が複雑で初心者にはお勧めできません)

行く前から、「台湾は日本語が通じるから言葉の心配はいらんぞ。」とか言われてたので、中国語の勉強とか
は一切やらなかったのですが、確かに日本語がけっこう通じましたね。お年寄りには
はっきり言って、中年以下の若い人にはまったく通じません。普通に街中で買い物とかするには中国語は必須
と言ってよいでしょう。
まだしも英語なら通じる場面は多いです。電脳街なんかではほとんど英語でやりとりしてました。
(お互い胡散臭い片言英語なのですが、不思議と意志が通じるのは同じモンゴリアン同士だからでしょうか?)
ただ、台北の人達はとっても親切でした。
親日家が多いとかいうレベルじゃなくて、たぶん根っから気立てのいい人達なのだと思います。

台北観光の目玉、故宮博物院にももちろん行ったんですが、入り口でカメラを取り上げられてしまいました。
(館内は撮影厳禁)よって中の写真がありません。残念無念。
広い館内には壷とか壷とか壷とか壷とか....いろんな壷とかがいっぱい展示されてます。
好きな方は一週間かかっても見尽くせないでしょうし、私の様な人間は1時間で廻りきれます。
受け付けで日本語のガイドフォンを貸してくれる(有料)ので、それを付けてると面白いのかもしれません。

むしろすぐ近くの中国電影文化城の方が面白かったです。
中央電影公司(台湾最大の映画会社)が公開してる「映画村」で、いろんなアトラクションがあって楽しめました。
なぜかリアルな蝋人形がいたるところにあって、なんとも不思議な感じの場所でした。



「電脳街」

NOVAビル NOVAビル2 国際市場1 国際市場2 国際市場3 光華市場
現代市場 八徳路電脳街 と○めも CD−ROM
コピー機
CP−900も
置いて有った
貴花田って..

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というわけで、台北滞在中は観光もそこそこに大部分の時間を電脳街でうろついて過ごしたのでした。
台北の電脳街は台北駅前のNOVAビル内と八徳路の光華市場、国際市場、現代市場等に分布しています。
規模的には秋葉原のほうが大きいかなと思いますが、秋葉と違うのはたくさんあるお店のほぼ全てがPC関連
のショップであること。
秋葉の様に家電屋さんがかなりのウェイトを占めるなんてことはなくて、ほんとうの電脳街です。
店員も若い人が多く、気さくな人間が多いので冷やかしてるだけでも楽しいです。
品揃えは豊富で、ほぼ秋葉と変わらない値段でほぼ変わらない品物が買えます。
ただ、Macはどこにも置いてません。台湾においてはMacは既に死滅したのではないでしょうか?

海賊版コピーソフトや、胡散臭いハードなんかがいっぱい売られてるもんだと思っていたのですが、どうにも
まるっきり目に付きませんでした。
健全というかつまらないというか、いわゆる「まともなPCショップ」がほとんどなんですね。
さんざん探してようやくコピー物のソフトを売ってるお店を見つけましたが、細い階段を上がった2Fでこっそり
ひっそり営業してる様子で、しかもそれほどビックリするようなモノは置いてませんでした。
(いちおう「ときめも」らしきものを購入しましたが)
公安の手入れが厳しいのかもしれません。
現代市場(ココは地下にある)の一角のお店でCD−ROMコピー機なるものを発見しましたが、日本円にして
12万円強という値段では、おいそれとお土産に買って来るわけにはいきませんでした。

全体的な印象としては、「日本とかわらないな〜」という感想です。
変なコピー物とかを買いに行くなら香港の方が面白そうです。



「市場と夜市とその他もろもろ」

市場の光景1 市場の光景2 頭上の恐怖 夜の円環 夜市 果物がいっぱい
ソーセージ ある日の昼食 イモアイス 首関係1 首関係2 孔子先生
ゴリラバンド 原付大行進 太極拳の練習 輪投げ オタクショップ?

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なんというか、あんまり外国という感じのしない台北でしたが、「食材」が生きたまま売られてる市場の光景や
夜市の独特の雰囲気はやっぱり異国情緒があってよい感じでした。
あと、台北の朝の原付の大群はインパクトがありました。昔、上海で自転車の大群に驚いたことがありますが、
道路いっぱいに走り回る原付軍団も迫力満点でした。
ちなみに台北の車は割と荒っぽいです。信号の変わるのが速いのとあわせて、ボーッと歩いてるとちと危ない
かもしれません。

不満といえば、食いしん坊の私にとっては食事がイマイチだったこと。
南方の割りには味が淡白(というか薄い)で、もひとつ口に合わなかったのが残念でした。
(暑さでくたばって食欲がなかっただけという説もある)
ただ、果物は本当に安くて美味しいです。
生水は飲まない方がいいみたいですが、街中で喉が渇けばコンビニがそれこそいたるところにありますから
何の心配もありません。(セブンイレブン、ファミリーマート、その他いっぱい)
その密度たるや東京よりも多いのではという感じです。

ちなみに「オタクショップ」は単なるアニメショップ(というかマンガ専門店)でした。
オタク度で日本に勝とうというのは10年早いと思います(苦笑)



台湾は不況に喘ぐアジア諸国の中にあって、比較的好景気を維持している国です。
街中を歩いていても勢いというか、街全体が活気に満ちていました。
「日本みたいに沈んじゃわないで頑張って欲しいなあ。」とか思いつつ、帰路についたのでした。


「台北」 成田空港より、飛行機で約3時間。
市内の名所はほとんどタクシーで30分以内で行けるぞ。(渋滞時除く)


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