(小ネタ)有楽町で(また)逢いましょう


経営破綻で2000年9月24日に閉店した有楽町そごう。
その後を受けて2001年6月14日、ビックカメラ有楽町店がオープンしました。
百貨店の凋落と新興勢力の進出という時代の流れを感じさせる一幕です。

とりあえず鳴り物入りのオープンセールに行って来ました。
あいにくの雨の中でしたが、凄い人出でしたよ。

(外観)
もともとのそごう有楽町店が現代劇場風のすっきりしたイメージだったのに比べ
なにやら派手な印象のビックカメラ有楽町店。(建物は流用です)
写真では小さくてわかりづらいかもしれませんが、窓の明かりがすべて数字に
なっています。
なんとも奇妙な感じです。

(地下入り口)
とにかく立地条件は抜群。JRの有楽町駅の改札から徒歩30秒。
加えて地下鉄有楽町線の改札からは徒歩5秒程度。
ビックカメラの中を通って地上に出る人もきっと多いことでしょう。
地上7階、地下2階にわたって、カメラ、パソコン、家電はもちろんスポーツ用品、
洋服、おもちゃ、雑貨、お酒までいろんなアイテムが売られています。

(ナベツネさんからの贈花)
(ジャイアンツショップ)
建物が読売会館ということで、入り口には読売新聞社の渡辺社長の開店祝いの
花が飾られていました。
ほかにも店内にジャイアンツショップがあったり日本放送のスタジオがあったりして
なかなか読売色が強いです。
(もともとのそごうもそうでしたが)


行ったのが夜だったせいか、吃驚するようなオープン特価の目玉商品は目につき
ませんでした。
ただ、ビックカメラの新店オープンの常として、100人に1人は買い物が10万円まで
ただになるというキャンペーンをやっていて、各所のレジで「当たり」の鐘の音が響いて
いました。
確かにパソコンとか買った人が当たると凄くラッキーなのですが、「オープン特価の
使い捨てカメラ300円」とかでタダになっているおじさんもいて、運がいいのか悪いのか
なんだかかえって気の毒になったりもしました。


いずれにせよ、新しい有楽町駅前の顔としていろんな話題を振り撒いてくれるであろう
ビックカメラ有楽町店。
週末の暇つぶしに出かけてみるのも良いかもしれません。
(改装前の図)


(2001年6月)


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