ポケステ、街に現る



つい先日(7月11日)、ポケステを街で見かけなくなったというレポートを書いたと思ったら、
7月21日以降、ポケステが大量出荷された模様です。
自宅周辺のゲームショップ及び家電量販店を回ってみた感じでは、かつてない大量入荷のようです。
まるで、このページを見ていたかのように....(←それはないと思う)
あまりにも唐突なこのポケステ放出の真相に迫るべく、先日のゲームショップの店員さんに、また話を聞いてみました。

>なんか突然入荷したみたいですね、ポケステ
「ええ、うちも何の前触れも無く20個も入ってきました。瞬く間に売れちゃいましたけど。」
>なにがあったんでしょうか?
「よくわかりませんけど、これと一緒に送られてきましたよ。」
(といいつつ『どこでもいっしょ』(SCEのポケステ専用ソフト)を取り出す)
>ふーむ、なんか胡散臭いですねえ
「ま、いわゆる戦略ってやつですかねえ。」
>戦略?
「いや、ははは(疲れた笑い)。」


なんとなく「抱き合わせ」臭いものを感じつつその場を去った私は、とりあえず他の店でポケステをゲットして帰りました。
前述の店員さんのゲームショップでは20個の入荷だったそうですが、私の購入した大手量販店では少なく見ても200個は入荷したとみえて、プレステコーナーの棚に山積みにされていました。
そこの店員さんの話も同様で、「水曜日に一挙に大量入荷した。「どこでもいっしょ」と一緒に入ってきた。」との由。

それにしても、購入してみて改めて疑問に感じたのが、ポケステの不可解な価格設定。
3000円。プレステのメモリカードが2000円。
ポケステはそのままメモリカードとしても使用できるので、実質1000円でポケステの機能を買ったことになります。
「1000円にしちゃ凄いよ、この携帯ゲーム機。」
思うに、この誤った価格設定ではポケステだけ買われてもSCEI(株)ソニー・コンピューターエンターテイメント)は大赤字なんじゃないでしょうか。
SCEI製の荒利の大きな(開発費の掛かってない)ポケステ対応ソフトがいっしょに売れてくれないと赤字の垂れ流し.....
いや、これは単なる憶測ですからね。


(ポケステ&パッケージ)


それにしても、Sonyのエンターテイメント戦略は常人では計り知れません。

(99年7月)

☆ポケステについての情報をご存知の方は、ぜひご一報ください


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