日帰り地下神殿
トルコの地下都市群は趣深かったですが、日本にもそれに負けない
巨大な人工の地下空間があります。
それが大谷資料館。
宇都宮市郊外にひっそり存在します。
周囲は大谷石の掘削跡でなかなか不思議な景観になっています。
地上の建物の外見はしょぼいです。
(ついでに建物の中もわりとしょぼいです)
地下入り口。
狭い階段を下りるにつれ、徐々に肌寒くなってきます。
で、地下ホール。広っ!
気温は5度。かなり寒いです。
元々は石切り場だったんですが、その広い空間と低い気温を生かして、
地下軍需工場(中島飛行機)や政府米の貯蔵庫、最近ではコンサートホールなんぞにも
使われているそうです。
なんかエジプト風というかエチオピア風というか妙なオブジェが異空間っぽさを醸し出します。
悪の組織の地下神殿って感じ。
フラッシュ撮影すると塵が反射して凄いことに。
向こうに見えるのは低温保管されている農産物です。
宇都宮といえば餃子。
「みんみん」の大行列を横目に「シンフー」って店に。
普通に美味かったです。
帰りに変な雲を発見。
UFOの編隊みたい。
都心から日帰りで行ける不思議地下空間。
ぜひ一度訪れてみてください。
(2007年5月)